表紙>長野総合車両センター【全車引退】
2022.08.14 修正
|
■概要
現在のJR東日本長野支社の115系は、1977年に旧型国電置換え用として1000番代冷房準備車(湘南色)5両(McM'MMTc)・3両(McM'Tc)の48両が、当時の松本運転所(現、松本車両センター)に導入されたのが始まりである。その後、1978年3月に23両、同5月に20両と追加投入され、松本所の80系を駆逐した。(急行「天竜」運用を神領区80系から引き継いでいる。) 1983年から、フリークエントサービスの充実に伴う短編成化でM→Mc改造が行われるようになり、3両編成に統一された。 この過程で不足するTcには、0番代から改造された600番代(Tc614〜619)が充てられた。(これらを含む3連7本は1986年11月に神領へ転出し、そのままJR東海へ承継されている。) 民営化後の1988年3月には、大糸線輸送力適正化に伴う単編成化(先頭化改造)でMcMc'の2両編成が登場した他、湘南色から旧長野色への変更 (1989年4月〜)、現行の長野色への再変更(1992年7月〜)、冷房化改造(1992〜1993年度)といった小変化はあったものの、配置規模はほとんど変わっていない。 大きな転機は1997年10月1日の北陸新幹線長野開業で、信越本線軽井沢〜篠ノ井を継承することになった「しなの鉄道」へ115系3連11本を譲渡することになった。当時の長野総合車両所(現、長野総合車両センター)所属編成は、高崎駅構内へのATS-P導入を踏まえて同機器を搭載していた。これはしなの鉄道に不要な装備であることから、Pを搭載していない松本所の編成を長野所とトレードした上で、譲渡することになった。(しなの鉄道以外にも、新前橋電車区へ3連1本が転属している→高崎車セT1030) 2000年12月2日、中央東線甲府以東のローカル運用の半数が八王子支社(豊田電車区)から松本所に移管され、豊田区から松本所へ3連12本、6連貫通8本が転属してB31〜B42とB1〜B8を名乗った。一方で松本所から長野地区ローカル用(中央東線甲府以西と大糸線など)2連8本(O1〜O8)・3連15本(R1〜R15)の全てが長野所へ転属している。 このように、運用移管や配置変更があったものの、中央東線からしなの鉄道まで含めた長野地区115系は、新性能化された頃そのままの勢力を維持してきたと言っても良いだろう。だが、首都圏の新系列車両による車両置き換えが進んだことにより、玉突きによる減勢が始まる。 6連C編成については、E233系投入で余剰となった211系田町区10連N1〜6,21〜26,31,32の14本からサハ・サロを抜いて6連化した編成に、ドアの半自動化など寒冷地対策を施す転用改造が実施された。 2014年6月1日からN601がC編成運用に入り、入れ替わりにC2 が廃車回送された。以後、改造を終了した編成から順次運用入りしている。 ■近年の動き 2015.11.22、中央東線(青柳〜岡谷)開業110周年記念イベントの団体臨時列車を最後に全ての営業運転を終了。 ■配置車両 定期用: 【参考】 E127系 →詳細は「東日本エリアの新系列車両」を参照。 ■運用範囲 6連:立川〜松本、松本〜長野 |
■凡例 ◆全車シングルアームパンタ(狭小トンネル対応型のPS35A)へ換装(2001〜2003年度)、ATS-P・Psの搭載、EB装置取り付け(2008〜2010年度)が完了。 |
||
a=細長いタイプ | b=細い埋込タイプ | c=二段式で太いタイプ |
■3両編成:【2015.3.14改正で定期運用終了→廃車・譲渡・転属】
長野地区への配置は松本所に始まり、国鉄末期に信越線系統分を長野に移管したことで2箇所への配置となった。以後、細かい増減はありながらもその体制が続いたが、2000年12月に集約化された。そのため、N編成は長野所N編成と2000年に転属した松本所R編成の合同部隊となる。
JR東海乗り入れに必要なATS-SN'(速度照査機能付)の有無で2グループに分けて運用され、編成番号札の色もSN'車は緑色、SN車はピンク色で判別できる。加えて、N1〜16は方向幕が入れ替えられ、しなの鉄道乗り入れ対応となっている。なお、2006〜2008年にSN'と同じ機能を持つATS-Psが搭載されたため、性能上の区分は無くなった。
1000番代(その改造車1500番代)で統一された陣容で、異彩を放っていたのがロングシート化改造車(現N29編成)である。1987年に試験的に改造されたもので、座席中央1人分のモケットを橙色にし、床敷物を赤・黄色の2色とされた。結局他車には普及せず、運用も特に区別されないまま使用されていたが、2002年12月にリニューアル工事を受け、この際に他と同様のセミクロスに戻されている。
編成 | 画像 | Mc | M' | Tc | 備考 | |||
N1 | 1072 | 1170 | 1215 | 1978年度第3次債務車として日立製作所にて製造(1980.3.4落成)、新製配置は松本。
1990.03.05NN 初代長野色化 |
||||
N2 |
廃車 |
1084 | 1190 | 1229 | 1980年度第1次債務車として、McM'は日立製作所(1981.7.22落成)、Tcは近畿車輛にて製造(1981.7.21落成)、新製配置はいずれも北松本。McM'は1000番代におけるラストナンバーである。
1985.03.14転属(北松本→松本)※基地統合 |
|||
N3 | 転属 (新潟N34) |
1008 | 1013 | 1008 | 【元松本R1】 1976年度第2次債務車として川崎重工にて製造(1978.1.19落成)、新製配置は松本。 松本時代からMcにATS-Pを搭載している。 1986.11.01転属(松本→長野) |
|||
N4 | 1077 | 1183 | 1225 | 1980年度第1次債務車として川崎重工にて製造(1981.6.19落成)、新製配置は北松本。
1985.03.14転属(北松本→松本)※基地統合 |
||||
N5 | 1071 | 1168 | 1214 | 1978年度第3次債務車として日立製作所にて製造(1980.3.4落成)、新製配置は松本。
1989.12.29NN 初代長野色化 →2015.3.16 解体線へ移動(2015.4.2 廃車) |
||||
N6 | 転属 (新潟N35) |
1068 | 1164 | 1211 | 1978年度第3次債務車として近畿車輛にて製造(1980.2.21落成)、新製配置は松本。
1989.09.20NN 初代長野色化 |
|||
N7 | 譲渡 (しな鉄S13) |
1070 | 1167 | 1213 | 1978年度第3次債務車として近畿車輛にて製造(1980.2.21落成)、新製配置は松本。
1986.11.01転属(松本→長野) |
|||
N8 | 廃車 | 1078 | 1184 | 1226 | 1980年度第1次債務車として川崎重工にて製造(1981.7.14落成)、新製配置は北松本。
1985.03.14転属(北松本→松本)※基地統合 |
|||
N9 | 1079 | 1185 | 1227 | 【湘南色】 1980年度第1次債務車として川崎重工にて製造(1981.7.14落成)、新製配置は北松本。 1985.03,14転属(北松本→松本)※基地統合 |
||||
N10 | 1038 | 1051 | 1039 | 1977年度第1次債務車として日本車両で製造(1978.5.30落成)、新製配置は松本。 全車搭載前からMcにATS-Pを搭載している。 1988.03.13転属(松本→長野) |
||||
N11 | 1522 | 1169 | 1232 | MM'は1978年度第3次債務車として日立製作所で製造(1980.3.4落成)、新製配置は松本。 Tcは1980年度第1次債務車として日立製作所で製造(1981.7.22落成)、新製配置は北松本。 全車搭載前からMcにATS-Pを搭載している。 1984.01.19NN 先頭化改造(Mc1522←M1098) |
||||
N12 | 1036 | 1047 | 1037 | 1977年度第1次債務車として日本車両で製造(1978.5.19落成)、新製配置は松本。 全車搭載前からMcにATS-Pを搭載している。 1986.11.01転属(松本→長野) |
||||
N13 | 譲渡 (しな鉄S15) |
1015 | 1020 | 1014 | 1977年度本予算車として東急車輛で製造(1978.2.23落成)、新製配置は新前橋。 首都圏で使用されていたため、 全車搭載前からMcにATS-Pを搭載している。転属してきた時期の関係で、塗装は湘南色から直接新長野色へ変更された。 1983.09.21OY 冷房化改造 |
|||
N14 | 転属 (新潟N37) |
1006 | 1011 | 1006 | 1976年度第2次債務車として川崎重工で製造(1978.1.19落成)、新製配置は松本。 全車搭載前からMcにATS-Pを搭載している。 1986.11.01転属(松本→長野) |
|||
N15 | 訓練車へ改造 | 1074 | 1180 | 1222 | 1980年度第2次債務車として東急車輛で製造(1981.7.3落成)、新製配置は北松本。
1985.03.14転属(北松本→松本)※基地統合 |
|||
N16 | 廃車 | 1563 | 1137 | 1091 | 【元松本R15】 1978年度第1次債務車として日本車両で製造(1979.7.24落成)、新製配置は新前橋。 松本時代からMc、Tc両端にATS-Pを搭載している。転属してきた時期の関係で、塗装は湘南色から直接新長野色へ変更された。 1989.09.22転属(新前橋→小山) |
|||
N21 | 譲渡 (しな鉄S14) |
1010 | 1015 | 1010 | 【元松本R2】 1976年度第2次債務車として川崎重工で製造(1978.1.25落成)、新製配置は松本。 SN'搭載車。松本時代からMcにATS-Pを搭載している。 1986.11.01転属(松本→長野) |
|||
N22 | 廃車 | 1081 | 1187 | 1228 | 【元松本R3】 1980年度第1次債務車としてMcM'は近畿車輛(1981.7.21落成)、Tcは川崎重工で製造(1981.7.14落成)、新製配置はいずれも北松本。 松本時代からMcにATS-Pを搭載している。 1986.03.14転属(北松本→松本)※基地統合 |
|||
N23 | 1564 | 1209 | 1249 | 【元松本R4】 1981年度第3次債務車として東急車輛で製造(1982.11.12落成)、新製配置は新前橋。1000番代の最終グループの新製冷房車。松本時代からMc、Tc両端にATS-Pを搭載している。転属してきた時期の関係で、塗装は湘南色から直接新長野色へ変更された。 1989.03.11転属(新前橋→小山) |
||||
N24 | 1021 | 1029 | 1020 | 【元松本R5】 1977年度本予算車として日本車両で製造(1978.3.22落成)、新製配置は松本。 SN'搭載車。松本時代からMcにATS-Pを搭載している。 2015年3月13日、信越山線の最終列車(長野発豊野行き)に充当された。 1986.11.01転属(松本→長野) |
||||
N25 | 転属 (新潟N38) |
1001 | 1001 | 1001 | 【元松本R6】 1976年度第2次債務車として日本車両で製造(1977.12.25落成)、新製配置は松本の1000番代のトップナンバー。 幸運にもリニューアル改造され、現在は新潟へ転属している。松本時代からMcにATS-Pを搭載している。 1986.11.01転属(松本→長野) |
|||
N26 | 廃車 | 1007 | 1012 | 1007 | 【元松本R7】 1976年度第2次債務車として川崎重工で製造(1978.1.19落成)、新製配置は松本。 松本時代からMcにATS-Pを搭載している。 1986.11.01転属(松本→長野) |
|||
N27 | 転属 (新潟N33) |
1083 | 1189 | 1230 | 【元松本R8】 1980年度第1次債務車としてMcM'は日立製作所(1981.7.22落成)、Tcは近畿車輛で製造(1981.7.21)、いずれも新製配置は北松本。Mcとしては1000番代のラストナンバーになる。松本時代からMcにATS-Pを搭載している。 1984.01.27転属(北松本→松本)Tc1230 |
|||
N28 | 廃車 | 1003 | 1005 | 1003 | 【元松本R9】 1976年度第2次債務車として日本車両で製造(1978.1.11落成)、新製配置は松本。1000番代の最初期グループになる。松本時代からMcにATS-Pを搭載している。 1986.11.01転属(松本→長野) |
|||
N29 | 1019 | 1025 | 1018 | 【元松本R10】 1977年度本予算車として日本車両で製造(1978.3.3落成)、新製配置は松本。 松本時代からMcにATS-Pを搭載している。1987年3月、ロングシートに改造されたが、冬期の暖房効果に問題があるため、リニューアル時にセミクロスに戻されている。 1986.02.15転属(松本→長野) |
||||
N30 | 廃車 | 1562 | 1002 | 1248 | 【元松本R11】 MM'は1976年度第2次債務車として日本車両で製造(1978.12.15落成)、新製配置は松本。MM'ユニットとしてはトップナンバーとなる。 Tc1248は1979年度第2次債務車として東急車輛で製造(1980.9.26落成、新製配置は新前橋)されたTc1143からの方転改造車だが、ジャンパの栓納めの痕跡が通常と逆の1位側にある変形車。新製冷房車。 松本時代からMc、Tc両端にATS-Pを搭載している。転属してきた時期の関係で、塗装は湘南色から直接新長野色へ変更された。 1985.03.08転属(松本→新前橋)M1001+M'1002 |
|||
N31 | 廃車 | 1565 | 1210 | 1242 | 【元松本R12】 1981年度第3次債務車として東急車輛で製造(1982.11.12落成)、新製配置は新前橋。1000番代最終グループで新製冷房車。 長野車は原則撤去されているサボ受けが、M'1210+Tc1242に残る。松本時代からMc、Tc両端にATS-Pを搭載している。転属してきた時期の関係で、塗装は湘南色から直接新長野色へ変更された。 1989.03.11転属(新前橋→小山) |
|||
N32 | 1009 | 1014 | 1009 | 【元松本R13】 1976年度第2次債務車として川崎重工で製造(1978.1.19落成)、新製配置は松本。 松本時代からMcにATS-Pを搭載している。 1986.11.01転属(松本→長野) |
||||
N33 | 1521 | 1165 | 1231 | 【元松本R14】 MM'は1978年度第3次債務車として近畿車輛で製造(1980.2.21落成)、新製配置は松本。 Tcは1980年度第1次債務車として日立製作所で製造(1981.7.22落成)、新製配置は北松本。 松本時代からMcにATS-Pを搭載している。 1984.01.26転属(北松本→松本)Tc1231 |
||||
■6両編成:【廃車・転属】
全車両が2000.12.2改正のE231系投入によって松本へ転入してきた、上野口用車両(配置は小山電車区と新前橋電車区)。同改正では豊田から松本へ運用と車両の移管が行われているが、これに伴い転属していたスカ色3連12本(B31〜B42)、6連8本(B1〜B8)はこの転入車(C編成)によって一年少々で置き換えられた。 全車共通の事項として、松本への転属にあたり、新長野色への変更と狭小トンネル対応型のPS35Aシングルアームパンタへの換装を施工。なお、C1〜C3はスカートが黒のまま出場したので、遠くからでも識別できた (C1の参考画像。C4以降は灰色で出場。のちに灰色に統一)。C編成の列車番号表示器はC4,6,7,Tc1512,1224以外LED化されている。一部編成はリニューアル工事も施工。 |
||||||||
画像 | Tc | M | M' | M | M' | Tc | 備考 | |
C1 | 1123a | 1065 | 1128 | 1066 | 1129 | 1084a | 【元小山7連Y1128+Y1129】【列番表示LED】【スカ色】 6両とも1977年度第2次債務車として近畿車輛で製造(落成はTc1123のみ1978.8.11、他は1978.8.31)、新製配置は小山。 2000.10.24OM 新長野色化 |
|
C2 | 1125a | 1068 | 1131 | 1069 | 1132 | 1086a | 【元小山7連Y1131+1132】【列番表示LED】 C1と同じく、6両とも1977年度第2次債務車として近畿車輛で製造(1978.9.21落成)、新製配置は小山。 2001.01.09OM 新長野色化 |
|
C3 | 1102a | 1023 | 1081 | 1121 | 1205 | 1077a | 【元小山7連Y1081+Y1205】【列番表示LED】 Tc1102+M1023M'1081は1977年第2次債務車として東急車輛で製造(1978.9.26落成)、新製配置は新前橋。 M1121M'1205は1981年第1次債務車として川崎重工で製造(1982.6.28落成)、新製配置は岡山。 Tc1077は1977年第2次債務車として川崎重工で製造(1978.9.9落成)、新製配置は新前橋。 2001.02.13OM 新長野色化 |
|
C4 | 1110a | 1038 | 1099 | 1024 | 1082 | 1058a | 【元小山7連Y1099+Y1082】 東京方のTc1110+M1038M'1099の3両は、1977年度第2次債務車として日本車両で製造(1978.10.26落成)、新製配置は岡山。 長野方のM1024M'1082はTc1058の3両は、1977年度第2次債務車として東急車輛で製造(1978.9.26落成)、新製配置は新前橋。 2001.03.16OM 新長野色化 |
|
C5 | 443b | 417 | 443 | 394 | 420 | 496 | 【元小山7連Y443+Y420】【列番表示LED】 Tc443+M417M'443+Tc496は1976年第2次債務車として日立製作所で製造(1977.12.6落成)、新製配置は小山。 M394M'420は1976年第2次債務車として川崎重工で製造(1977.8.25落成)、新製配置は新前橋。 2001.9.25OM 全社リニューアル工事・新長野色化 |
|
C6 | 365b | 340 | 366 | 359 | 385 | 436 | 【元小山4連Y366(Tc366+M340+M'366)+同4連Y385(M359+M'385+Tc436)】 Tc365は1974年度第1次債務車として、M340M'366は1975年度第1次債務車として日本車両で製造(1976.9.29落成)。 M359M'385は1975年第1次債務車として川崎重工で製造(1976.9.7落成)。 Tc436は1975年度第1次債務車として川崎重工で製造(1976.8.30落成)。 6両全て新製配置は小山。 2001.10.11TZ 全社リニューアル工事・新長野色化 |
|
C7 | 1116a | 1052 | 1115 | 1036 | 1097 | 1221a | 【元小山7連Y1115+Y1097+Tc1221のみ同4連Y384】 Tc1116+M1052M'1115は1977年度第2次債務車として川崎重工で製造(1978.9.9落成)、新製配置は新前橋。 M1036M'1097は1977年度第2次債務車として日本車両で製造(1978.10.26落成)、新製配置は岡山。 Tc1221は1980年度第1次債務車として東急車輛で製造(1981.7.3落成)、新製配置は大糸線用車両が配置されていた北松本。 2001.11.08OM 全社リニューアル工事・新長野色化 |
|
C8 | 1512a | 1011 | 1042 | 1076 | 1140 | 1005b | 【元小山4連Y1042(Tc1512+M1011+M'1042)+同7連Y1140側(M1076+M'1140+Tc1005)】【列番表示Tc1005のみLED】
Tc1512は、1978年第3次債務車として東急車輛で製造(1980.3.5落成)、新製配置は三鷹のT1027からの先頭化改造車。 1992.01.10OM 先頭化改造(T1027→Tc1512) |
|
C9 | 387b | 361 | 387 | 362 | 388 | 440 | 【元小山7連Y387+Y388】【列番表示LED】
6両とも1975年第1次債務車として川崎重工で製造(1976.9.7落成)、新製配置は小山。 2002.03.04TZ 全社リニューアル工事・新長野色化 |
|
C10 | 1115a | 1050 | 1113 | 1051 | 1114 | 1076a | 【元小山7連Y1113+Y1114】【列番表示LED】 6両とも1977年度第2次債務車として川崎重工で製造(1978.9.9落成)、新製配置は新前橋。 2002.03.04OM 全社リニューアル工事・新長野色化 |
|
C11 | 1136a | 1074 | 1138 | 1077 | 1141 | 1095a | 【元新前橋4連T1138(Tc1136+M1074+M'1138)+同4連T1141(M1077+M'1141+Tc1095)】【列番表示LED】 6両とも1978年第1次債務車として製造され、新製配置は新前橋。 Tc1136は川崎重工(1979.9.6落成)、M1074M'1138は日本車両(1979.7.24落成)、M1077M'1141+Tc1095は川崎重工(1979.8.22落成)で製造された。 2002.05.14TZ 全社リニューアル工事・新長野色化 |
|
C12 | 1104a | 1028 | 1089 | 1104 | 1176 | 1065 | 【元小山7連Y1089+Y1176+Tc1065のみ新前橋4連T1092】【列番表示LED】
Tc1104+M1028M'1089は1977年度第2次債務車として日本車両で製造(1978.8.21落成)、新製配置は新前橋。 2002.09.26OM 新長野色化 |
|
C13 | 1127a | 1071 | 1134 | 398 | 424 | 1224a | 【元小山7連Y1134側+同4連Y424(M398+M'424+Tc1224)】【列番表示Tc1127のみLED】 Tc1127+M1071M'1134は1977年度第2次債務車として近畿車輛で製造(1979.1.18落成)、新製配置は岡山。側扉のHゴムがネジ式のアルミ製枠に交換されている。 M398M'424は1976年度第2次債務車として川崎重工で製造(1977.9.12落成)、新製配置は小山。 Tc1224は1980年度第1次債務車として川崎重工で製造(1981.6.19落成)、新製配置は北松本。 2002.11.02OM 新長野色化 |
|
C14 | 1106a | 1031 | 1092 | 1075 | 1139 | 1093a | 【元新前橋4連T1092(Tc1106+M1031+M'1092)+4連T1139(M1075+M'1139+Tc1093)】【列番表示LED】
Tc1106+M1031M'1092は1977年度第2次債務車として日本車両で製造(1978.8.26落成)、新製配置は小山。 |
|
■訓練車: |
||||||||
画像 | Mc | M' | Tc | 備考 | ||||
N00 | 廃車 | 1 | M'z1 | 611 | 長野所の初代訓練車で1991.3.28にNNにて改造。 McM'ユニットは0、800番台のトップナンバー。Tc611もTのトップナンバーからの先頭化改造車。全車湘南色で非冷房だった。 →2002.4.20 廃車 |
|||
- | 廃車 | 326 | 362 | 392 | 2002年から使用された、長野所の2代目訓練車。M'の車号は事業用に変更されていない。 McM'は豊田から松本へ転属してきたB8編成から、Tcは小山の余剰車からの転用。塗装はスカ色であった。 →2007.1.10 廃車 |
|||
N15 |
1074 | 1180 | 1222 | 【湘南色】 営業用のN15を訓練車に改造した長野所3代目になる訓練車。 改造項目は新長野色から湘南色への変更と「訓練車」の白帯追加、乗務員室後部仕切の一部撤去、訓練用防護無線・車両用信号炎管の追加、一部座席への机の設置、家庭用コンセントの配線など。 普段は長野総合車両センターに隣接する、支社訓練センターに留置されている。 1985.03.14転属(北松本→松本) →2019.10.15廃車 |
■2両編成:【譲渡】
松本所属時代にはO編成と呼ばれたグループ。 |
||||
編成 | 画像 | Mc | Mc' | 備考 |
N51 |
譲渡 |
1528 | 1508 | 【元松本O1】 1977年度第1次債務車として日本車両で5連の中間ユニット(M1013+M'1050)用に製造(1978.5.19落成)、新製配置は松本。 短編成化の流れに伴いM1013が先頭化改造、後にM'1050も先頭化されて2両編成となった。湘南色から直接新長野色へ変更されたグループ。 1984.11.09NN 先頭化改造(Mc1528←M1013) |
N52 | 譲渡 (しな鉄S23) |
1037 | 1509 | 【元松本O2】 1977年度第1次債務車として日本車両で製造(1978.5.19落成)、新製配置は松本。 短編成化に伴いM'1049が先頭化改造されている。湘南色から直接新長野色へ変更されたグループ。 1987.12.16NN 先頭化改造(Mc'1509←M'1049) |
N53 | 譲渡 (しな鉄S26) |
1076 | 1512 | 【元松本O4】 1980年度第1次債務車として川崎重工で製造(1981.6.19落成)、新製配置は北松本。 短編成化に伴いM'1182が先頭化改造されている。そのMc'1512には長野車では通常撤去されているサボ受けが残っている。2連のクモハ114はクモハ115の幕故障を考慮したのかもしれないが、リニューアル工事を受けた編成は撤去されており、結果としてN53、N54、N58にしか残っていない。 1988.02.17NN 先頭化改造(Mc'1512←M'1182) |
N54 | 譲渡 (しな鉄S27) |
1040 | 1514 | 【元松本O5】 1977年度第1次債務車として日本車両で製造(1978.5.30落成)、新製配置は松本。 M'1054が先頭化改造されており、そのMc'1514にはサボ受けが残る。 1988.03.27NN 先頭化改造(Mc'1514←M'1054) |
N55 | 廃車 | 1073 | 1513 | 【元松本O6】 1980年度第1次債務車として東急車輛で製造(1981.7.3落成)、新製配置は北松本。 M'1179が先頭化改造された。PS35A化、トイレ設置、リニューアル工事も行われないまま、比較的新しい車両であるが廃車となっている。 1988.03.22NN 先頭化改造(Mc'1513←M'1179) |
N56 | 譲渡 (しな鉄S21) |
1011 | 1507 | 【元松本O7】 1976年度第2次債務車として川崎重工で製造(1978.1.25落成)、新製配置は松本。 M'1016が先頭化改造されている。 1987.11.17NN 先頭化改造(Mc'1507←M'1016) |
N57 | 譲渡 (しな鉄S24) |
1005 | 1510 | 【元松本O8】 1976年度第2次債務車として川崎重工で製造(1977.12.22落成)、新製配置は松本。 M'1009が先頭化改造されている。 1988.01.12NN 先頭化改造(Mc'1510←M'1009) |
N58 | 譲渡 (しな鉄S25) |
1075 | 1511 | 【元松本O3】 1980年度第1次債務車として川崎重工で製造(1981.6.19落成)、新製配置は北松本。 M'1181が先頭化改造されており、そのMc'1511にはサボ受けが残る。湘南色から直接新長野色へ変更されたグループ。 1988.01.28NN 先頭化改造(Mc'1511←M'1181) |
→211系については「JR東日本の211系」を参照してください。
長野総合車両センター>表紙