表紙>新ニイ・2両/4両編成(Y、S/L編成)【全車引退】3両編成(N編成)【全車引退】

2023.1.2 修正


吉田駅に集結する車両たち

■概要

新潟地区への115系の配置は、旧型国電の置換えを目的として1978年から1000番代が新製配置されるようになったのが始まりとなる。その後、1984年4月8日の越後線・弥彦線電化開業に伴い、広島・岡山も含めた全国から新潟運転所上沼垂支所(1986年11月1日に上沼垂運転区として独立)へ115系が集結するようになり、多彩な顔ぶれとなるに至った。
その後、若干の転出、首都圏から経年の少ない1000番代車の転入、長岡区・上沼垂区での担当持ち替えなどはあったが、新潟支社全体としては増加してきた。

置き換えが始まったのは2014年度で、まず長野地区への211系投入で余剰となった115系3連が転属し、初期車グループを中心に一部廃車が始まった。一方、新潟地区へ新製投入されたE129系は、2014年12月6日から営業運転に入ったものの、「えちごトキめき鉄道」へ譲渡するE127系2連10本を捻出するだけで、115系に直接の影響は無かった。

本格的な置換えは、北陸新幹線開業のあった2015年3月14日改正で、まず弥彦線用Y編成(2連3本)がE127系(2連2本)によって置き換えられた。その後もS編成、L編成の運用の一部が段階的にE129系へ差し替えられ、L編成に順次廃車が発生している。なお、2015年12月のL6編成廃車に伴い、JR東日本から115系0番代車、AU712形冷房改造車が営業運転を終えた(訓練車C1も2016年6月に廃車)。

2016年3月26日改正では、E129系の運用拡大と上越線ATS-P化により上越線から撤退(E129系に統一)、同時にS編成単独運用とL編成運用が廃止された。
2018年3月17日改正では、白新・羽越運用が廃止された他、新潟〜新井を直通していた通称“新井快速”が長岡や直江津で系統分断、一部がE129系によって置き換えられた。最後まで残った115系の命運を握っているのは新潟駅高架化事業であり、2018年4月15日の一部高架化で新潟駅構内に「拠点型ATS-P」が導入されるため、本改正後はATS-Pを搭載している元長野車3連7本(N33〜N38,N40)のみが残り、新潟生え抜き車は廃車となった。

このように風前の灯状態ではあったが、2018年7月24日に新潟支社は、1編成(N35)を新潟色2(通称、キムワイプ)に、更にもう1編成(N36)を新弥彦色(通称、レモン牛乳)に塗装変更すると発表した。これ以外にも、70系新潟色の"懐かしの新潟色"(N40)、更には"旧弥彦色"(N33)まで登場し、7編成全ての塗装が異なる状態で、6連で走る越後線の列車では様々な組み合わせを楽しめるようになった。

しばらく列番変更に伴う変更のみで小康状態を保っていたが、2022年3月12日改正を前にE129系が増備され、車種統一による運用効率化で新潟駅高架化完成の6月を待たず、ダイヤ改正前々日から順次運用を差し替えられ、3月11日の3374M(湘南色N38)をもって、115系全車が営業運転を終了した。これに伴い、JR東日本所属の115系が全廃となった。これによって東日本エリアでは、しなの鉄道車が最後の砦となっている。

●最後まで走った3連7本(元長野車)

N33=新潟色2弥彦色(旧ヤヒ)
N34=新潟色3(JKワイパー)

N35=
新潟色2(キムワイプ)
N36=
新弥彦色(レモン牛乳)
N37=
新潟色1(青髭)
N38=
湘南色(カボチャ)
N40=
懐かしの新潟色(芋)


弥彦線用ワンマン対応Y編成

■主な動き

2022.03.12、新潟地区から全車引退(運用は改正前々日に終了)
2018.03.17、白新・羽越線運用が廃止(元長野車の3連7本以外は全廃
2016.07.08、2連の運用が全廃(S編成全廃
2016.03.26、上越線運用、2連単独運用、4連の運用が廃止(L編成全廃
2015.03.14、弥彦線にE127系投入(Y編成全廃
2014.12.06、E129系運用開始(E127系運用を置き換え)
2013.03.27、長野総車セN27(→N33)が転入 ※その後も転入が続いているが記述は省略。
2004.04.01、上沼垂区から新潟車両センターへと改称(表記も新ニイへ)
1999.12.04、長岡運転区が上沼垂区の派出へと変更、115系全編成が上沼垂区に転属
1995.12.01、Y編成以外が長岡運転所(新ナカ)へ転属
1986.11.01、上沼垂運転区発足(新カヌ)

■配置車両(2004年4月1日時点からの変遷)

2連3本(ワンマン対応編成:Y1〜3)
2連15本(ワンマン非対応編成:S1〜15)
2連1本(訓練車:C1)
332本(N1〜32)→2013年以降、転入(N33〜38,40)
4連14本(L1〜14)→2015年転入(L99)

【参考】
E127系:2連2本、E129系:2連34本、4連27本 →詳細は「東日本エリアの新系列車両」を参照。


新潟駅から仮線を通り切替箇所を抜けるN40

■運用範囲(2004年4月1日時点からの変遷)

【L編成】 ※2016.3.26改正で終了
信越本線(宮内〜新潟)
上越線(越後中里〜宮内)
白新線(全線)
羽越本線(新発田〜村上)
越後線(全線)
弥彦線(吉田〜東三条)
【N編成】※特記以外2022.3.12改正で終了
えちごトキめき鉄道・信越本線(妙高高原新井〜新潟)
上越線(水上〜宮内)※2016.3.26改正で終了
白新線(全線)※2018.3.17改正で終了
羽越本線(新津新発田〜村上)※2018.3.17改正で終了
越後線(全線)
弥彦線(吉田〜東三条)
【S編成・トイレあり】 ※2016.7.8で終了
信越本線(直江津〜新潟)
上越線(水上〜宮内)
越後線(全線)
【S編成・トイレなし(単独運用は無く増結用)】
※2016.3.26改正で終了
信越本線(宮内柏崎〜新潟)
上越線(水上〜宮内)
白新線(全線)
羽越本線(新発田〜村上)
越後線(吉田巻〜新潟)
弥彦線(吉田〜東三条)
【Y編成】 ※2015.3.14改正で終了
越後線(吉田〜新潟)
弥彦線(全線)
 

■凡例

赤文字は車両更新工事施行車
青文字は特別保全工事施工車
・全車ATS-Psを搭載(P搭載車は特記)
・文中の略称は以下のとおり。OF=大船工場、OM=大宮工場、NN=長野工場、TZ=土崎工場、NT=新津工場、HB=幡生工場、HS=広島工場、GT=後藤工場、酒は酒田リニューアルセンター
・車両番号後ろの「a」「b」「c」は信号炎管の形状(下の写真参照)。

a=細長いタイプ b=細い埋込タイプ c=二段式で太いタイプ
■Y編成2015.3.14改正で運用終了→2015.7.15廃車

ワンマン改造を1988年度施工されたのがY編成(ワンマン運転は1998.10.17から開始)。 全車が1983年度に特別保全工事を施工、1993年度にはSIV給電タイプのAU712で冷房化改造されている。
運用は基本的に弥彦線内のみだが、朝晩に新潟車両センターへの出入庫で吉田〜新潟1往復を担当していた(駅の時刻表には2両で運転、WC無しの表記)。なお、越後線では2012年度から社会実験で増発が行われ、延長運転の形でY編成が充当されて日中も越後線内を走る運用があった。
2015年3月14日改正でE127系に置き換えられ、定期運用を終了している。

編番 画像 Mc Mc' 備考
Y1 2013年5月2日新潟駅にて撮影(拡大可) 501a 501a 1965年度民有車両として日本車両にて製造したMM'84(1965.11.16落成、新製配置は宇都宮)を改造。
側扉が鋼製で車内側が灰緑色に塗装されている。
2010年11月の全般検査以降、黄緑色の帯が貫通扉にも入った(かつてY2が同様の塗装)。

1983.09.30HB 先頭化改造(McMc'-501←MM'84)・特別保全工事
1984.01.14転属(広島→新潟)
1988.01.29NT 湘南色新潟色1
1988.08.31NT ワンマン改造・新潟色1弥彦色
1993.10.08山手区 冷房化改造・AU712
1994.09.28NN 弥彦色新弥彦色
2015.7.15廃車

Y2 吉田(拡大可能) 503a 503a 1965年度第2次債務車として汽車製造で落成したMM'88(1966.6.29落成、新製配置は宇都宮)を改造。
現行塗装になる際、比較用に
黄緑色の帯が貫通扉にも入る変形塗装車だった。(現在のY1と同じ塗装。

1983.11.15HB 先頭化改造(McMc'503←MM'88)・特別保全工事
1984.01.14転属(広島→新潟)
1988.03.11NT 湘南色新潟色1
1988.10.11NT ワンマン改造・新潟色1弥彦色
1993.07.20山手区 冷房化改造・AU712
1998.01.07NN 弥彦色新弥彦色
2015.7.15廃車

Y3 新潟にて(拡大可能) 504a 504a 1965年度第2次債務車として汽車製造で落成したMM'89(1969.6.29落成、新製配置は宇都宮)を改造。
新潟色1の試験塗装車であった。

1984.02.29HB 先頭化改造(McMc'504←MM'89)・転属(広島→新潟)
1986.07.23NT 湘南色新潟色1
1988.12.05NT ワンマン改造・新潟色1弥彦色
1993.12.27豊田区 冷房化改造・AU712
1994.03.29NN 弥彦色新弥彦色
2015.7.15廃車

■S編成2016.3.26改正でWC付は運用終了、7.8修正で2連運用が全て廃止

2連は当初全車WC無しであったが、上越線・信越本線長岡以南での運用の際サービス上の問題が発生し、駅の時刻表にWCの有無が書かれる状態であった。
そこで、1992年以降、S1,S2,S3,S7,S10,S11,S12の7編成に対して、Mc’3位側に真空式汚物処理装置を持つWCの追設工事が行われた。この為、Mc'3位側は、戸袋窓(大)の隣に側窓がない(画像)。これらの編成は同じ2連でも既存車と運用が分けられ、単独2連での運用があった(トイレ無し編成は増結専用)。
先頭化改造車(1500番代)は、列車無線アンテナが助士側へ寄っているの外観のポイント。

編番 画像 Mc Mc' 備考
S1 新潟駅で発車を待つS1編成(拡大可) 1060a 1501a
WC

【トイレあり】

1977年度第2次債務車として東急車輛で製造されたMc1060+M'1085(1978.10.28落成、新製配置は長岡)を改造。

1986.06.18NT 先頭化改造(Mc'114-1501←M'1085)
1987.12.10NT 湘南色新潟色1
1993.05.18長岡 冷房化改造
1993.11.30NN Mc'トイレ設置工事・新潟色1新潟色2
1999.12.04転属(長岡→上沼垂)※組織改正に伴う転属
2016.4.14 廃車回送(4.16 廃車)

S2 拡大可能 1531a 1502a
WC
【元・塗装変形車】【トイレあり】

1977年第1次債務車として川崎重工業で製造されたM1021+M'1074(1978.6.1落成、新製配置は長岡)を改造。
新潟色2
であるが、写真のようにかつては貫通扉部分緑・黄緑の帯が上下逆転している変形車だった。現在は一般的な塗装に戻されている。

1986.08.09NT 先頭化改造(←M1021+M'1074)
1988.03.31NT 湘南色新潟色1
1992.09.02NT 冷房化改造
1994.03.30TZ Mc'トイレ設置工事
1995.09.08新潟 新潟色1新潟色2
1999.12.04転属(長岡→上沼垂)※組織改正に伴う転属
2016.6.15 NN廃車回送

S3

直江津駅に停車中のS3(拡大可)

1532a 1503a
WC

【トイレあり】

1977年第1次債務車として日本車両で製造されたM1017+M'1060(1978.6.9落成、新製配置は長岡)を改造。

1986.10.10NT 先頭化改造(←M1017+M'1060)・湘南色新潟色1
1987.03.04NT 冷房化改造
1992.11.09NT Mc'トイレ設置工事
1995.10.26新潟 新潟色1新潟色2
1999.12.04転属(長岡→上沼垂)※組織改正に伴う転属
2016.5.23 NN廃車回送

S4 拡大可能 1533a 1504a 1977年第1次債務車として日本車両で製造されたM1018+M'1063(1978.6.22落成、新製配置は長岡)を改造。

1986.12.06NT 先頭化改造(←M1018+M'1063)・湘南色新潟色1
1987.02.02NT 冷房化改造
1996.05.22新潟 新潟色1新潟色2
1999.12.04転属(長岡→上沼垂)※組織改正に伴う転属
2016.8.25 廃車

S5 新潟駅で発車を待つS5編成(拡大可) 1534 1505a 1977年第2次債務車として東急車輛で製造されたM1025+M'1084(1978.10.28落成、新製配置は長岡)を改造。

1986.10.31NT 先頭化改造(←M1025+M'1084)・湘南色新潟色1
1987.03.31NT 冷房化改造
1993.11.19新潟 新潟色1新潟色2
1999.12.04転属(長岡→上沼垂)※組織改正に伴う転属
2016.8.25 廃車

S6

新潟駅で発車を待つS6(拡大可)

1535a 1506a 1977年第2次債務車として日本車両で製造されたM1048+M'1110(1978.7.25落成、新製配置は長岡)を改造。

1987.02.13NT 先頭化改造(←M1048+M'1110)・冷房化改造・湘南色新潟色1
1996.06.17新潟 新潟色1新潟色2
1999.12.04転属(長岡→上沼垂)※組織改正に伴う転属
2016.8.30 廃車

S7 拡大可能 1556a 1515a
WC

【トイレあり】

1977年度第1次債務車として日本車両で製造されたM1019+M'1066(1978.6.30落成、新製配置は長岡)を改造。

1986.10.29NT 湘南色新潟色1化(M1019+M'1066)
1990.10.16NT 先頭化改造(←M1019+M'1066)
1993.02.10NT 冷房化改造・Mc'トイレ設置工事
1996.04.16新潟 新潟色1新潟色2
1999.12.04転属(長岡→上沼垂)※組織改正に伴う転属
2016.5.23 NN廃車回送

S8

廃車

1557a 1516a 1977年度第1次債務車として日立製作所で製造されたM1022+M'1079(1978.7.5落成、新製配置は長岡)を改造。

1983.04.07NT 冷房化改造(M1022+M'1079)
1987.07.28NT 湘南色新潟色1化(M1022+M'1079)
1990.07.23NT 先頭化改造(←M1022+M'1079)
1996.07.04新潟 新潟色1新潟色2
1999.12.04転属(長岡→上沼垂)※組織改正に伴う転属
2016.8.30 廃車

S9 拡大可能 1558 1517a

1977年度第2次債務車として東急車輛で製造されたM1027+M'1088(1978.11.16落成、新製配置は長岡)を改造。

1980.12.02NT 冷房化改造(M1027+M'1088)
1988.01.20NT 湘南色新潟色1化(M1027+M'1088)
1991.01.10NT 先頭化改造(←M1027+M'1088)
1993.12.22新潟 新潟色1新潟色2
1999.12.04転属(長岡→上沼垂)※組織改正に伴う転属
2016.5.17 NN廃車回送

S10

悪天候をついて走るS10(拡大可)

1559a 1518a
WC

【トイレあり】

1977年度第2次債務車として日立製作所で製造されたM1072+M'1136(1978.12.7落成、新製配置は長岡)を改造。

1981.03.31NT 冷房化改造(M1072+M'1136)
1988.02.24NT 湘南色新潟色1化(M1072+M'1136)
1991.03.30NT 先頭化改造(←M1072+M'1136)
1994.03.16NN Mc'トイレ設置工事・新潟色1新潟色2
1999.12.04転属(長岡→上沼垂)※組織改正に伴う転属
2016.4.26 廃車回送(4.28 廃車)

S11 拡大可能 1560a 1519a
WC

【トイレあり】

1977年度第1次債務車として日本車輛で製造されたM1015+M'1056(1978.5.25落成、新製配置は長岡)を改造。

1988.04.25NT 湘南色新潟色1化(M1015+M'1056)
1991.07.06NT 先頭化改造(←M1015+M'1056)
1993.07.30長岡 冷房化改造
1994.01.30TZ Mc'トイレ設置工事
1994.07.21新潟 新潟色1新潟色2
1999.12.04転属(長岡→上沼垂)※組織改正に伴う転属
2016.5.17 NN廃車回送

S12

長岡駅に停車中のS12(拡大可)

1561a 1520a
WC

【トイレあり】

1977年度第1次債務車として日本車両で製造されたM1020+M'1069(1978.7.4落成、新製配置は長岡)を改造。

1987.02.19NT 湘南色新潟色1化(M1020+M'1069)
1991.09.25NT 先頭化改造(←M1020+M'1069)
1992.12.25NN 冷房化改造・Mc'トイレ設置工事
1995.12.21新潟 新潟色1新潟色2
1999.12.04転属(長岡→上沼垂)※組織改正に伴う転属
2016.4.14 廃車回送(4.16 廃車)

S13 拡大可能 502a 502a

1965年度第2次債務車として汽車製造にて製造されたMM'87(1966.06.22落成)を先頭化改造。新製配置は宇都宮、1966.07.11小山、1968.10.01新前橋、1969.10.01小山、1977.09.21岡山と点々としてから先頭化改造を受け、1984.03.13新潟へ転入。

JR化後の1992年度に車両更新工事を受け[詳細不明]、1993年度にSIV給電のAU712で冷房化されている。鉄製の靴摺りが残る希少な車両(画像)。

1984.03.13NN 先頭化改造(←MM'87)・転属(岡山→新潟)
1986.11.01転属(新潟→上沼垂)※組織改正に伴う転属
1988.02.09NT 湘南色新潟色1
1993.11.01大船区 冷房化改造・AU712
1995.08.04新潟 新潟色1新潟色2
1995.12.01転属(新潟→長岡)
1999.12.04転属(長岡→上沼垂)※組織改正に伴う転属
2014.11.26 廃車回送(11.27 廃車)

S14 拡大可能 505 505a

1970年度第2次債務車として汽車製造にて製造されたM127+M'113(1971.06.10落成)を先頭化改造。新製配置は小山、1977.10.28岡山、先頭化改造を受けて1984.03.23新潟へ転入。

特別保全工事施工車[詳細不明]、1993年度にSIV給電のAU712で冷房化されている。

1984.03.23NN 先頭化改造(←M127+M'113)・転属(岡山→新潟)
1986.11.01転属(新潟→上沼垂)※組織改正に伴う転属
1987.12.14NT 湘南色新潟色1
1993.11.24TZ 冷房化改造・AU712
1995.12.01転属(上沼垂→長岡)
1997.02.17新潟 新潟色1新潟色2
1999.12.04転属(長岡→上沼垂)※組織改正に伴う転属
2014.11.26 廃車回送(11.27 廃車)

S15

廃車

507 507a

1970年度第2次債務車として汽車製造にて製造されたM134+M'120(1971.07.07落成)を先頭化改造。新製配置は小山、1977.09.29岡山、先頭化改造を受けて1984.03.23新潟へ転入。

1992年度に車両更新工事[詳細不明]を受け、1993年度にSIV給電のAU712で冷房化されている。

1984.03.23NN 先頭化改造(←M134+M'120)・転属(岡山→新潟)
1986.11.01転属(新潟→上沼垂)※組織改正に伴う転属
1987.09.01NT 湘南色新潟色1
1993.09.28TZ 冷房化改造・
AU712
1994.10.11新潟 新潟色1新潟色2
1995.12.01転属(上沼垂→長岡)
1999.12.04転属(長岡→上沼垂)※組織改正に伴う転属
2014.7.24 廃車回送(7.25 廃車)

■L編成2015.3.26改正で運用終了

4連は0番代や先頭化改造車もいる上に、1000・2000番代の冷房準備車も分散型クーラーAU712で冷房化されている異端車の多いグループ。初期車込みの編成(L1〜L6編成)がAU712による冷房改造で統一されたのは、AU75はMG給電であり、中間の0番代ユニットへのMG搭載工事や屋根の補強工事が必要となるためであった。なお、1000・2000番代の冷房設置予定場所にあった塞ぎ板は、AU712の冷房装置と干渉するため、撤去されている(画像)。
また、豪雪地域での運用を考えられていなかった0番代や2000番代については、レールヒーターの設置や主電動機冷却風取入れ口を客室内に設置するなど、寒冷地対策が施されている。

編番

画像 Tc M M' Tc 備考
L1 拡大可能 552a 113 99 1051c Tc5521964年度早期債務車として東急車輛にて製造M'67(1964.11.25落成)からの先頭化改造車。新製配置は新前橋、1968.10.1小山、1977.11.26広島へ転属、その後先頭化改造を受けて新潟へ転入。
電装解除して先頭化改造されており、台車は電動車用のDT21を小改造したDT21Tで、運転台上部にはパンタ台の跡が残る珍車。なお、相方のM67も同じように先頭化(Tc551)され、L3編成に組み込まれている。

M113+M'991968年度第4次債務車として川崎車輛にて製造された(1969.05.30落成)。新製配置は小山、その後1977.12.07岡山、1984.02.15新潟へ転入、1986.11.01上沼垂、1995.12.01長岡、1999.12.04上沼垂と渡り歩いている。1986年度に特別保全工事施工。

Tc1051は1977年第1次債務車として川崎重工業にて製造された(1978.06.01落成)。新製配置は長岡、 1986.10.18新潟、1986.11.01上沼垂、1988.05.25長岡、1991.03.17上沼垂、1995.12.01長岡、 1999.12.04上沼垂と新潟地区を行き来している。

1984.03.07HS 先頭化改造(Tc552←M'67)・転属(広島→新潟)
1986.08.14NT 湘南色
新潟色1化(Tc1051)
1986.10.18NT 
特別保全工事湘南色新潟色1化(Tc552+M113+M'99)
1993.03.18上沼垂区 冷房化改造・AU712(M113+M'99)
1993.04.15豊田区 冷房化改造・AU712(Tc1051)
1993.04.16浦和区 冷房化改造・AU712(Tc552)

1995.09.21NN 新潟色1
新潟色2化(Tc552+M113+M'99+Tc1051)
2014.12.4 廃車

L2 AU712冷房が特徴のL2(拡大可) 553a 116 102 2040a

Tc553は1964年度早期債務車として東急車輛にて製造されたM69(1964.12.07落成)の先頭化改造車。新製配置は新前橋、1977.12.20広島へ転属、その後1983年度に先頭化改造と特別保全工事を施工されて新潟へ転入。
2012年頃までTc553には鋼製の側引戸が残っていたが、113系リニューアル車の廃車発生品に交換されてしまった。
ユニットの相方はTc651に改造されてJR西日本へ継承されている。

M116+M'102は1968年度第4次債務車として川崎車輛にて製造された(1969.06.13落成)。新製配置は小山、1977.12.07岡山、1984.02.15新潟へ転入、1995.12.01長岡、1999.12.04上沼垂へ。1993年度に車両更新工事を施工。

Tc2040は1980年度第1次債務車として身延線用に東急車輛にて製造されたTc2123(1981.07.21落成)を偶数向きに方転改造。新製配置は沼津、1984.02.15新潟へ転入した後、方転改造を受け、1995.12.01長岡、1999.12.04上沼垂へ。先頭部にジャンパ栓納めの台座が残されている(写真右下)。奇数向き先頭車であるが、身延線用Tc2122〜Tc2129はトイレ付きで製造されたため、外観の変化は少ない。

1993年度に4両全てSIV給電のAU712で冷房化されている。

1984.02.03HS 先頭化改造(Tc553←M69)・特別保全工事・転属(広島→新潟)
1988.02.22NT 湘南色新潟色1化(Tc553)
1988.03.27NT 湘南色新潟色1化(Tc2123※方転前)
1988.04.20NT 湘南色新潟色1化(M116+M'102)
1989.03.10NT 方転改造(Tc2040←Tc2123)
1993年度TZ 車両更新工事(M116+M'102)
1993.10.23TZ 冷房化改造・AU712(Tc553+Tc2040)
1993.10.23上沼垂区 冷房化改造・AU712(M116+M'102)
1996.11.13NN 新潟色1新潟色2化(Tc553+M116+M'102+Tc2040)
2015.8.20 廃車

L3 拡大可能(Tc551) 551a 119 105 2037a Tc551は1964年度早期債務車として東急車輛にて製造されたM67(1964.11.25落成)の先頭化改造車。新製配置は新前橋、1968.10.1小山、1977.11.26広島、その後先頭化改造を受けて新潟へ転入。
ユニットの相方も先頭化(Tc552)され、L1編成に組み込まれている。

M119+M'105は1969年第3次債務車として汽車製造にて製造された(1970.06.12落成)。新製配置は小山、1977.10.28岡山、1984.02.15新潟へ転入、1995.12.01長岡、1999.12.04上沼垂と渡り歩いている。MM'ユニットは1986年度に特別保全工事(Tcは不明)を施工。

Tc2037は1980年度第1次債務車として身延線用に川崎重工業にて製造されたトイレ付きTc2127(1981.07.28落成)を偶数向きに方転改造。新製配置は沼津、1984.02.15新潟へ転入した後、方転改造を受け、1995.12.01長岡、1999.12.04上沼垂へ。

1993年度に4両全てSIV給電のAU712で冷房化されている。

1984.02.29HS 先頭化改造(Tc551←M67)・転属(広島→新潟)
1986.07.04NT 特別保全工事(M119+M'105)
1986.10.16NT 方転改造(Tc2037←Tc2127)
1988.03.04NT 湘南色新潟色1化(M119+M'105)
1989.06.12NT 湘南色新潟色1化(Tc551+Tc2037)
1993.03.18上沼垂区 冷房化改造・AU712
1995.08.24NN 新潟色1新潟色2化(Tc551+M119+M'105+Tc2037)
2014.7.24 廃車回送(7.25 廃車)

L4 拡大可能(Tc1502側) 1502a 128 114 613a

Tc1502は1977年度第1次債務車として川崎重工業にて製造されたT1014(1978.06.15落成)を先頭化改造車。新製配置は長岡で先頭化改造されてから、1995.12.01長岡、1999.12.04上沼垂へ。

M128+M'1141970年度第2次債務車として汽車製造にて製造された(1971.06.10落成)。これは115系0番代の最終ロットである。新製配置は小山、1977.11.16岡山、1984.02.17新潟へ転入、その後も1986.11.01上沼垂、1995.12.01長岡、1999.12.04上沼垂と渡り歩いている。国鉄時代に特別保全工事を施工されている(時期・工場は不明)。

Tc613(画像は1965年度第2次債務車として汽車製造にて製造されたサハの第1ロットであるT3(1966.09.14落成)の先頭化改造車。新製配置は三鷹、1984.12.20後藤工場で先頭車化改造を受けてTc115-613となり、改造後まもなく1984.12.26新潟へ転属、1995.12.01長岡、1999.12.04上沼垂へ。
当区では珍しく1993年度に
車両更新工事を施工されている他、側面方向幕が唯一装備されていないクハとなる。

1993年度に4両全てSIV給電のAU712で冷房化されている。

1984.01.20NN 先頭化改造(Tc1502←T1014)
1984.12.20GT 先頭化改造(Tc613←T3)
1987.04.18NT 湘南色新潟色1化(Tc1502)
1988.05.21NT 湘南色新潟色1化(Tc613)
1989.04.16NT 湘南色新潟色1化(M128+M'114)
1993年度TZ 車両更新工事(Tc613)
1993.07.13TZ 冷房化改造・AU712
1996.07.11NN 新潟色1新潟色2化(Tc1502+M128+M'114+Tc613)
2015.8.25 廃車

L5 長岡駅停車中のL5編成(拡大可) 2129a 130 116 2039a

Tc2129は1980年度第1次債務車として身延線用に近畿車輛にて製造された(1981.06.16落成)。新製配置は沼津、1984.02.09新潟へ転入した後、1995.12.01長岡、1999.12.04上沼垂へ。なお、奇数向きながらTc2129は便所付きで製造されているが、他車と揃えるためか閉鎖されている。

M130+M'116は1970年度第2次債務車として汽車製造にて製造された(1971.06.25落成)。新製配置は小山、1977.11.16岡山、1984.02.17新潟へ転入し、1995.12.01長岡、1999.12.04上沼垂。国鉄時代に特別保全工事を施工されている(時期・工場は不明)。

Tc2039は1980年度第1次債務車として身延線用に近畿車輛にて製造されたトイレ付きTc2128(1981.06.16落成)を偶数向きに方転改造。新製配置は沼津、1984.02.15新潟へ転入した後、方転改造を受けて1988.05.28長岡、1991.03.15上沼垂、1995.12.01長岡、1999.12.04上沼垂と行き来している。

1993年度に4両全てSIV給電のAU712で冷房化されている。

1987.09.21NT 湘南色新潟色1化(Tc2039)
1987.10.29NT 湘南色新潟色1化(Tc2129+M130+M'116)
1988.02.29NT 方転改造(Tc2039←Tc2128)
1993.08.13TZ 冷房化改造・AU712
1996.09.10NN 新潟色1新潟色2化(Tc2129+M130+M'116+Tc2039)
2015.12.1 廃車

L6 拡大可能 1503a 133 119 2035a 湘南色
Tc1503
1977年度第1次債務車として川崎重工業にて製造されたT1011(1978.06.01落成)の先頭化改造車。新製配置は長岡だったが、1984.01.25新前橋、その後1988.03.29上沼垂へ転入して出戻って先頭化改造され、1995.12.01長岡、1999.12.04上沼垂。

M133+M'119は、1970年度第2次債務車として汽車製造にて製造された(1971.07.07落成)。汽車製造115系の最終ロットとなる。新製配置は小山、1977.09.21岡山、1984.03.09新潟へ転入、 1986.11.01上沼垂、1995.12.01長岡、1999.12.04上沼垂へ。国鉄時代に特別保全工事を受けている。

Tc2035は1980年度第1次債務車として身延線用に東急車輛にて製造されたトイレ付きTc2122(1981.07.21落成)を偶数向きに方転改造。新製配置は沼津、方転改造を受け新潟へ転入(転属日は改造前の1984.01.31)、1986.11.01上沼垂、1995.12.01長岡、1999.12.04上沼垂へ。

1993年度に4両全てSIV給電のAU712で冷房化されている。なお、2011年7月19日に上越線全線開業80周年と信越本線関山〜直江津開業125周年を記念して、3両編成のN2編成と一緒に湘南色(JRマークなし)に塗装変更された

1984.02.09OF 方転改造(Tc2035←Tc2122)
1986.03.31NT 特別保全工事(M133+M'119)
1988.03.29NT 湘南色新潟色1化(M130+M'119+Tc2035)
1989.03.06NT 先頭化改造(Tc1503←T1011)・湘南色新潟色1化(Tc1503)
1993.09.30NN 冷房化改造(AU712)
1995.03.15NN 新潟色1新潟色2化(Tc1503+M133+M'119+Tc2035)
2011.07.19NN 新潟色2湘南色化(Tc1503+M133+M'119+Tc2035)
2015.12.05 廃車

L7

廃車

1130a 1004 1008 1218a

【両端Tcのみ新製冷房車】【Tc1218のみATS-P搭載】

Tc1130は1978年度第1次債務車として日本車両にて製造(1979.09.28落成)。新製配置は新前橋、1988.03.29上沼垂へ転入、1995.12.01長岡、1999.12.04上沼垂へ。反対側のTc1218と共に、新製冷房車。

M1004+M'1008は1976年度第2次債務車として日本車両にて製造(1978.01.11落成)。新製配置は松本、1985.03.08新前橋、1988.03.29上沼垂へ転入、1995.12.01長岡、1999.12.04上沼垂へ。

Tc12181979年度第2次債務車として東急車輛にて製造(1980.09.26落成)。新製配置は新前橋、1986.06.24小山、1990.10.27新前橋、1991.03.29小山と首都圏を行き来した後、1991.09.18上沼垂へ転入、1995.12.01長岡、1999.12.04上沼垂へ。首都圏で運用されていたため、ATS-Pが搭載されている。

不明 湘南色新潟色1化(Tc1130)
1988.11.07NT 冷房化改造(M1004+M'1008)※Tcは新製冷房車
1994.09.30NN 新潟色2化(Tc1130+M1004+M'1008+Tc1218)
2016
.2.18 NN廃車回送(4.4 廃車)

L8

廃車

1129a 1006 1024 1025b

【Tc1129のみ新製冷房車】【Tc1025のみATS-P搭載】

Tc1129は1978年度第1次債務車として日本車両にて製造(1979.7.24落成)。新製配置は新前橋、1990.03.10小山、1992.02.17上沼垂へ転入、1995.12.01長岡、1999.12.04上沼垂へ。

M1006+M'1024は1977年度本予算車として日本車両にて製造(1978.3.3落成)。新製配置は松本、1985.03.12新前橋、1990.03.10小山、1992.02.17上沼垂へ転入、1995.12.01長岡、1999.12.04上沼垂へ。

Tc1025には1977年度本予算車として川崎重工にて製造(1978.2.6落成)。新製配置は新前橋、1988.04.24上沼垂へ転入、1995.12.01長岡、1999.12.04上沼垂へ。ATS-Pが搭載されている。

1988.07.29新前橋 冷房化改造(M1006+M'1024)
1989.08.08NT 湘南色新潟色1化(Tc1025)
1993.03.09NT 冷房化改造(Tc1025)※Tc1129は新製冷房車
1994.07.04NN 新潟色2化(Tc1129+M1006+M'1024+Tc1025)
2016.5.23 NN廃車回送

L9

2016.1.9長岡にて撮影(拡大可)

1501a 1103 1175 1057a 【Tc1501以外、新製冷房車】【Tc1057のみATS-P搭載】【湘南色
Tc1501は1977年度第1次債務車として川崎重工にて製造されたT1012(1978.6.15落成)を先頭化改造。新製配置は長岡で改造を受けて上沼垂へ行くが、1995.12.01長岡、1999.12.04上沼垂へ。

M1103+M'1175は1979年度第2次債務車として東急車輛にて製造(1980.9.26落成)。新製配置は新前橋、1986.06.24小山、1990.10.27新前橋、1991.03.29小山、1991.09.18上沼垂へ転入、1995.12.01長岡、1999.12.04上沼垂へ。

Tc1057は1977年度第2次債務車として東急車輛にて製造(1978.9.26落成)。新製配置は新前橋、1986.03.18小山、1990.03.10新前橋、1992.02.18上沼垂へ転入、1995.12.01長岡、1999.12.04上沼垂へ。
MM'ユニットと共に新製冷房車グループに属する。ATS-Pが搭載されている。
L6に引続き、2014年3月に湘南色へ塗装変更(JRマークなし)された。

1983.11.30NN 先頭化改造(Tc1501←T1012)
1988.03.04NT 湘南色新潟色1化(Tc1501)
1992.06.12NT 冷房化改造(Tc1501)
1994.11.10NN 新潟色2化(Tc1501+M1103+M'1175+Tc1057)
2014.03.31NN 新潟色2湘南色化(Tc1501+M1103+M'1175+Tc1057)
2016.04.20 廃車回送(4.22 廃車)

L10 吉田駅に到着したL10(拡大可) 1504a 1113 1197 1033c

【MM'は新製冷房車】【Tc1033のみATS-P搭載】

Tc1504は1977年度第1次債務車として川崎重工にて製造されたT1013(1978.6.15落成)を先頭化改造。新製配置は長岡、1984.01.19小山、1985.03.11新前橋、1989.09.05上沼垂へ出戻ってから先頭化改造改造され、1995.12.01長岡、1999.12.04上沼垂へ。

M1113+M'1197は1981年度第1次債務車として川崎重工にて製造(1982.6.18落成)。新製配置は岡山、1984.01.20新前橋、1986.03.18小山、1990.03.10新前橋、1992.02.18上沼垂へ転入、1995.12.01長岡、1999.12.04上沼垂へ。新製冷房車グループになる。 

Tc1033は1977年度第1次債務車として東急車輛にて製造(1978.3.22)。新製配置は新前橋、1990.03.10小山、1992.02.17上沼垂へ転入、1995.12.01長岡、1999.12.04上沼垂。ATS-Pが搭載されている。

1983.07.28OY 冷房化改造(Tc1033)
1985.10.29OY 冷房化改造(T1013)
1989.12.21NT 先頭化改造(Tc1504←T1013)
1989.12.22NT 湘南色新潟色1化(Tc1504)
1994.05.24NN 新潟色2化(Tc1504+M1113+M'1197+Tc1033)
2016.4.20 廃車回送(4.22 廃車)

L11 拡大可能 1103a 1127 1211 1243a

【新製冷房車】

Tc1103は1977年度第2次債務車として東急車輛にて製造(1978.9.26落成)。新製配置は新前橋、1989.03.11小山、1991.10.16上沼垂へ転入、1995.12.01長岡、1999.12.04上沼垂へ。

M1127+M'1211は1981年第3次債務車として東急車輛にて製造(1982.11.12落成)。115系1000番代の最終ロットとなる。新製配置は新前橋、1986.03.18小山、1991.10.09上沼垂、1995.12.01長岡、1999.12.04上沼垂へ。

Tc1243は1981年第3次債務車として東急車輛にて製造(1982.11.12落成)。新製配置は新前橋、1991.10.09上沼垂へ転入、1995.12.01長岡、1999.12.04上沼垂へ。

1995.12.13NN 新潟色2化(Tc1103+M1127+M'1211+Tc1243)
2016.4.14 廃車回送(4.16 廃車)

L99 高尾駅で185系と並ぶC3(拡大可) 1102a 1023 1081 1077a 元長野C3【列番表示LED】、【PS35A】
Tc1102+M1023+M'1081は1977年第2次債務車として東急車輛にて製造(1978.9.26落成)、新製配置は新前橋。
Tc1077は1977年第2次債務車として川崎重工にて製造(1978.9.9落成)、新製配置は新前橋。

2015年3月に長野から転属した。機関車と併結できないリニューアル車が大宮車セに検査入場する際、控車として利用されている。営業運転には入っていない

2001.02.13OM 新長野色
→2015.3.14 6連で転属回送(3.15 転属)
→2015.5.21 4連化(M1205+M'1121 廃車)
2018.8.1 廃車回送(8.2 廃車)

編番 画像 Mc M' T Tc 備考
L12 拡大可能 1024a 1034 1006 1024b Mc1024+M'1034+Tc1024は1977年度本予算車として川崎重工業にて製造(1978.02.06落成)。新製配置は新前橋、1988.10.15上沼垂へ転入、1995.12.01長岡、1999.12.04上沼垂へ。

T1006は1977年度第1次債務車として日本車両にて製造(1978.06.30落成)。新製配置は長岡だが、1983.12.27小山へ転属、1985.03.11新前橋、1988.10.15上沼垂へ出戻り、1995.12.01長岡、1999.12.04上沼垂へ。
長岡へ新製配置されたサハ115-1000は22両(1001〜1019,1021,1022,1026)いるが、先頭化改造された3両(T1009→Tc1601,T1012→Tc1501,T1014→Tc1502)を除いて首都圏へ転出しており、サハのまま戻ってきた3両(T1002,T1006,T1008)と先頭化改造された2両(T1011→Tc1503,T1013→Tc1504)が出戻り組となる

冷房準備車であるが、冷房化は廃車発生品を利用して工期短縮を図った“簡易冷房化改造車”である(他にもN24編成のMcM'ユニットも同様)。室内には扇風機と先頭運転台上部にある箱型通風器が残っていた珍しい車両であったが、後年、他車と同じように改造されている。

1989.05.02NT 湘南色新潟色1化(Mc1024+M'1034+T1006+Tc1024)
1989.09.29NT 冷房化改造
1995.06.09NN 新潟色1新潟色2化(Mc1024+M'1034+T1006+Tc1024)
2016.4.26 廃車回送(4.28 廃車)

L13 新潟駅停車中のL13(拡大可) 1034c 1045 1008 1035c

Mc1034+M'1068+Tc1035は1977年度第1次債務車として東急車輛にて製造(1978.03.22落成)。新製配置は新前橋、1988.04.24上沼垂へ転入、1995.12.01長岡、1999.12.04上沼垂へ。

T1008は1977年度第1次債務車として日本車両にて製造(1978.07.04落成)。新製配置は長岡だが、1984.01.14新前橋へ転属、1988.04.24上沼垂へ出戻り、1995.12.01長岡、1999.12.04上沼垂へ。

1990.04.10NT 湘南色新潟色1化(Mc1034+M'1045+T1008+Tc1035)
1991.06上沼垂 冷房改造
1996.05.09NN 新潟色1新潟色2化(Mc1034+M'1045+T1008+Tc1035)
2016.2.25 NN廃車回送(4.4 廃車)

L14

3連化(N39)

1049a 1068 1002 1090a

Mc1049+M'1068は1977年度第1次債務車として日本車両にて製造(1978.07.04落成)。新製配置は長岡、1988.05.06上沼垂、1995.12.01長岡、1999.12.04上沼垂へ。

T1002は1977年度第1次債務車として日本車両にて製造(1978.05.25落成)。新製配置は長岡であるが、1984.01.19小山、1985.03.14新前橋、1988.04.24上沼垂へ出戻り、1995.12.01長岡、1999.12.04上沼垂へ。

Tc1090は1977年度第2次債務車として日立製作所にて製造(1978.12.07落成)。新製配置は長岡、1988.05.05上沼垂、1995.12.01長岡、1999.12.04上沼垂へ。

2014年7月、Tのみ長野へ廃車回送され3連化されている(→N39)。

1985.03.15OM 冷房化改造(T1002)
1987.01.28NT 冷房化改造・湘南色新潟色1化(Mc1049+M'1068+Tc1090)
1989.10.20NT 湘南色新潟色1化(T1002)
1995.11.01NN 新潟色1新潟色2化(Mc1049+M'1068+T1002+Tc1090)
2014.7.24 T1002のみ回送、7.25 廃車。他3両はN39へ変更。

■訓練車
編番 画像 Mcz Mcz' 備考

C1

廃車

1 1

1970年度第2次債務車として汽車製造にて製造されたM129+M’115(1971.06.10落成)を先頭化改造。新製配置は小山、1977.09.29岡山、先頭化改造を受けて新潟へ転入。Y1〜Y3,S13〜S15と同じ2連(McMc'506)として営業運転をしていた。
その後、編成番号が無くなり長期間運用から外されていたが、2000年8月に訓練車化された。

1983.12.28NT 先頭化改造(Mc506+Mc'506←M129+M'115)・転属(岡山→新潟)
1987.06.19NT 特別保全工事湘南色新潟色1
1993.07.28TZ 冷房化改造・AU712
不明 新潟色1新潟色2
1995.12.01転属(上沼垂→長岡)
1999.12.04転属(長岡→上沼垂)※組織改正に伴う転属
2000.08.07 訓練車化(Mcz1+Mcz'1←Mc506+Mc'506)・新潟色2湘南色

2016.6.15 NN廃車回送

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【全車引退】3両編成(N編成)新ニイ・2両/4両編成(Y、S/L編成)【全車引退】目次

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